出会いの実情

この世に生を受け、男性か女性のどちらかに生まれてきたのなら必ず男女の出会いを求めあうものです。それは性に目覚めて自分の性とは違う異性を意識し始める事から始まります。いつ異性の事を意識するようになるのかは個人差があります。しかし、遅かれ早かれ相手に恋い焦がれ出会いを求めて行くようになるものです。
現代社会では出会いの場は様々な場所に転がっています。学生であるならもちろん学校でのクラスや部活動、委員会などでしょう。通っている塾や習い事のスクールなどもあるかもしれません。大学生になるとサークルや飲み会などもあると思います。社会人にもなれば出会いの幅はさらに広がると思います。職場はもちろんですが付き合いのある他企業や合コン、プライベートな趣味の場や飲みの席で知り合うことも多々あるかもしれません。
しかし、これだけ現代では男女の出会いの場があるのにそれを生かし切れていないのが現状です。以前と比べて現代の若者は異性と出会い、結婚という目的を持つ人が少ないようです。それは不況の現代社会での金銭的な経済的理由はもちろんですが一番は自分のプライベートな時間。つまり一人の時間を大切にしたいと思う若者が多いことに一番の原因があります。異性のデートの時間より自分の趣味や一人でのゆっくりとした時間を大切にしたいと思う若者が非常に多いのです。これは日本の未来にとって非常にマイナスな面が多いと思います。以前に比べて出会いの場は格段に増えたのにそれを生かし切れていない若者が多いのは現在の学校教育がもたらしたモノかもしれませんがこのままの状態が続けば少子高齢化はさらに加速して日本自体が崩壊する恐れがあるかもしれません。
現状を重く見た自治体は少しでも出会いの場を設け、出会いを間接的に提供するような行政サービスを始めた自治体もあります。それが今テレビや雑誌で良く聞く「町コン」です。自治体や有志が町おこしと男女の出会いをいっぺんに実現した画期的な手法です。ある地方都市では町コンの参加者が1000人を超える時もあるそうです。これはなにを意味するのかというと出会いの場がたくさんあるのにもかかわらず生かし切れていない現代人はだれかに背中をひと押しして欲しいと言うことだと思います。自分からでは積極的になれないから他人に力を借りなければ行動することが出来ないという事を意味しているような気がしてなりません。いずれにせよ現代社会における男女は恋愛に二の足を踏んでいるのは事実だと思います。